アピストグラマについて

ディプロタエニア アピストグラマは南米産の熱帯魚の一種です。
南米のアマゾン川やその支流にいる魚が主だったりします。
ここでは、スズキ目 > シクリッド科 …  なんて話をするつもりはありません。種類の学名の話をするつもりはありません。
そういうのは専門書またはwikipedia さんにお任せしようと思います。
※このサイトは前提として、熱帯魚を飼育を始めて、数か月~数年経ち、より難易度の高い魚に挑戦したい!みたいな人を対象にしています。

アピストグラマ飼育を通して学ぶ、Water quality management

アピストグラマをはじめ熱帯雨林地方にいる熱帯魚のほとんどが弱酸性・軟水の水質を好むようです。
数十年前は少し知識がないとこの手の魚に合った水が作れず、飼育すること自体が難しいと言われていましたが、20年くらい前に、ADA(株式会社アクアデザインアマノ)さんなどから発売された「ソイル」という画期的な底砂の登場により、比較的誰もが簡単に弱酸性の軟水の水を作れるようになり、アピストグラマなどの熱帯魚を飼育できるようになりました。

しかしソイルを使い、短期的に飼育水を作れている人とソイルがまだ無い時代から長期的に飼育水を作れている人の間には見えない「差」があるように思います。

ソイルの登場により、初心者が水を作れているという錯覚に陥っている場合が多いです。
もちろん最初からソイルを使ってというのも良いですが、もっと飼育水をコントロールできればより安心じゃないでしょうか?
知識と経験が少ないせいで、水槽が藍藻の海になったり・・・。
気づいたら魚が死んでしまっていたり・・・。
飼育はできるようになったけど繁殖はしないという状況になっていたり・・・。

あれ?何かおかしいぞ?と思われている人、多くいると思います。(管理人も昔はそうでした)

それぐらいアピストグラマは導入時や繁殖時の水質にうるさい種類が多く、飼育者の飼育レベルが問われる登竜門的な魚だと思います。

アピストグラマ自体は導入さえうまく行けば丈夫で結構長生きです。2年前後は余裕です。
観賞価値も高く、見栄えもそうですが繁殖形態も感動的なので是非、飼育方法を磨いて健康にアピストを育ててあげてください。

このサイトでは初心者の方がソイル頼りの飼育になんとなく「違和感」を感じた時、何かの役立つかもしれない飼育のヒントになるだろういくつかの方法を掲載してあります。(個人的な見解も多いですが)

プロの人達、飼育上級者の人達は基本的にいきなり突っ込んだノウハウ教えてはくれません。専門家やオタクの人というのはそういうもんです。
(僕もいろいろ聞き出したり自分で経験するまでに数年かかりました。)
それは初心者にいきなり説明しても難しく段階を追う必要があったりだとか、皆苦労して得た技術だからだろうと思います。
そこでこのサイトや、専門書、他サイト、ショップなどを通じてアピストグラマ種や難易度の高いと言われている魚、水草の飼育に是非役立ててみてください。
間違わないで欲しいのが、ソイルが悪いという事ではなく、応用(ソイル)より基礎(ベアタンクレベル)を身に付けたらもっと楽かもねぐらいの話です。

アピストグラマを通し、飼育ノウハウを手に入れることで、新しいアクアリウムの楽しさを教えてくれ、他の難易度の高い魚や水草の飼育を可能にします。
アピストグラマは飼育者にとってそういう魚なんだと思います。

ここでは、そのノウハウを「Water quality management」とでも呼ぶことにしましょう。

書籍紹介
これを読めばアピストの魅力が伝わるのでは?

  • これは買っておこう
  • これは良いね。
  • たまに見ちゃう
  • インカが表紙
  • 外国語はわからん
戻る